
セリーナ・シャルマがインド音楽界のレジェンド、ソヌー・ニガムとコラボ!!
ガールズ・ライク・ユーのデビューを補助したことでも知られる、セリーナ・シャルマ(Celina Sharma)が、インドを代表するシンガーのソヌー・ニガム(Sonu Nigam)を迎えた新曲「Centre of Peace」を2026年8月21日にリリースした。
8月28日リリース予定のセカンドEP『Chapter 2』からのリードシングルであり、英国を拠点に活動する新世代のインド系アーティストと、1990年代からインド映画音楽の第一線を走り続けてきたレジェンドを結ぶ注目のコラボだ。
インド、イタリア、マルタにルーツを持つセリーナは、オーストラリアで育ち、16歳でロンドンへ移住して本格的な音楽活動を開始。ハリス・J(Harris J)との「24/7」や、エミウェイ・バンタイ(Emiway Bantai)を迎えた「Lean On」などを通じて、欧米のポップと南アジアの音楽シーンを横断してきた。マーベル・スタジオ『エターナルズ』の楽曲「Nach Mera Hero」にソングライターとして参加するなど、その活動範囲はインド系アーティストという枠だけには収まらない。
そんな彼女が「Centre of Peace」で歌うのは、不確実な世界のなかで自分自身の“心の平穏”を探すこと。癒やしや自己発見、内面的な強さをテーマとした内省的な作品で、派手なインド音楽的記号を前面に押し出すのではなく、普遍性の高い現代的なポップ・バラードとして仕上げられている。
そこに大きな存在感を与えているのがソーヌー・ニガムだ。長年のプレイバックシンガーとしての経験によって培われた情感豊かな歌声と、セリーナの透明感を持った現代的なヴォーカルが交差することで、単なる世代を超えたデュエット以上の意味を生み出している。幼い頃からソーヌーの音楽を聴いて育ったというセリーナにとっても、憧れの存在との共演は自身のルーツと現在をつなぐ出来事となった。
さらに本作は、ソーヌーが将来性のある才能を支援するために立ち上げた「I Believe Your Music」にとって最初のリリースでもある。その意味でも「Centre of Peace」は、インド音楽界のレジェンドが次世代の才能へバトンを渡す作品と見ることができる。
現在のインド系ポップでは、インド国内と英国、北米、オーストラリアなどのディアスポラを分けて考えること自体が難しくなりつつある。複数の文化圏を自然に行き来するセリーナの存在は、まさにその変化を象徴している。「Centre of Peace」は、ソヌー・ニガムが築いてきたインド音楽の巨大なレガシーと、国境に縛られない新世代のデシ・ポップ、I-POPを静かにつなぐ一曲であり、『Chapter 2』というタイトル通り、セリーナのキャリアにおける新たな章の始まりを告げる作品でもある。


