
ノラ・ファテヒが『Jailer 2』に降臨!アニルドが仕掛ける大胆不敵なダンスナンバー「Bindaas」
「Bindaas」は、ラジニカーント主演、ネルソン・ディリープクマール監督による『Jailer 2』から発表されたダンス・ナンバー。
音楽は前作に続いてアニルド(Anirudh Ravichander)が担当し、タミル語版ではアニルドとディープシー・スレーシュ(Deepthi Suresh)が歌唱している。そしてMVで最大の存在感を放っているのが、ヒンディー語映画の人気ダンサー兼俳優、そしてグローバル・アーティストとしても知られるノラ・ファテヒ(Nora Fatehi)だ。
タイトルの「Bindaas」は、「大胆」「自由奔放」「周囲を気にしない」といったニュアンスを持つ言葉。その意味通り、楽曲でもノラを妖艶かつ怖いもの知らずの女性として前面に押し出し、彼女のダンスを最大の見せ場として構成している。「Dilbar」や「O Saki Saki」などで圧倒的な身体表現を見せてきたノラを、タミル語映画の巨大なマス・エンターテインメントへ投入したこと自体が、この曲の大きなポイントだ。
サウンドは、アニルドらしい即効性を重視したダンス・ミュージック。「Bindaas」という言葉を繰り返すフック、太いビート、ディープティの鋭く力強い女性ヴォーカルを組み合わせ、劇場の大音量で観客を盛り上げることを強く意識している。一方で電子音だけに頼るのではなく、生楽器的なアクセントも織り込み、単調にならない展開を作り出している。
また、『Jailer 2』ではすでにプールナ(Poorna)をフィーチャーしたダンス・ナンバー「Ala Bolelo」も発表されており、「Bindaas」はそれに続くもうひとつの大規模なショーケースとなる。特に今回は、南インドだけでなくインド全土で知名度を持つノラを起用することで、作品そのものの汎インド的な広がりを意識していることが分かる。
ラジニカーントのスター性を軸とする『Jailer』シリーズに、アニルドの現代的なダンス・サウンドとノラ・ファテヒの身体性を掛け合わせる。「Bindaas」は、南インド映画とボリウッドを横断する現在のインド商業映画らしい、徹底して“見せる”ことに特化したダンス・ナンバーとなっている。


