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ラシュミート・カウル(Rashmeet Kaur)「BANERE」のMVが解禁!パンジャブの伝統的な歌声とロックサウンドが融合

シンガーソングライター、ラシュミート・カウル(Rashmeet Kaur)が2026年8月11日に発表した「BANERE」は、パンジャブの伝統音楽と現代的なバンドサウンドを組み合わせた楽曲である。約2分半というコンパクトな構成ながら、彼女の持ち味である民族音楽に根差した歌唱表現と、ジャンルの垣根を越えた音楽的なアプローチが凝縮されている。

そんな「BANERE」のミュージックビデオが解禁となった。

「BANERE」で特徴的なのは、エレクトリックギターとアコースティックギター、そしてベースを取り入れたアレンジである。ギターはシュリカント・ビスワカルマ(Shrikant Biswakarma)、ベースはカラン・ワドワ(Karan Wadhwa)が担当。電子的なビートを中心とする近年のインドのポップスとは異なり、生楽器の存在を重視した編成が採用されている。ラシュミート自身が作曲とプロデュースを手掛けており、伝統的な歌唱と現代的な楽器編成を結びつけるという彼女の音楽的な方向性が表れている。

また、パンジャーブ音楽ならではの旋律や歌声の抑揚を、ロックやポップスの文脈に持ち込んでいる点も興味深い。インドの伝統音楽と欧米のポピュラー音楽を融合させる試みは決して新しいものではないが、ラシュミートの場合は、伝統的な要素を単なる異国情緒として扱うのではなく、自身の音楽的アイデンティティとして表現している。

「BANERE」は、恋愛における憧れや不安、相手への思慕といった感情を描く作品群の中に位置づけられており、パンジャーブの地域的な音楽文化を背景としながら、現代的なラブソングとしても受け止められる一曲となっている。民族音楽の伝統とロックの楽器編成を自然に共存させた本作は、インドのインディペンデント・ポップスが持つ表現の幅広さを感じさせる楽曲である。

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