
日本独占インタビュー!新進気鋭のアーティスト”Noush!”Part2
インドで新進気鋭のアーティストたちの声を届けるのも「NEXT InDoor」の使命!
ストリーミングが一般的になり、年々競争率が激しくなっていく、インドのインディー・シーン。そんな星の数ほどのアーティストがいるインドで、「NEXT InDoor」独自の視点から、今後、大飛躍するであろうアーティストを続々と紹介していくなかで、今回は、USやUKのトップチャートに入っていても全く違和感がない、キャッチーな「Snakes and Ladders」をリリースしたばかりの
ナウシュ(Noush!)の日本独占インタビューが実現!!
今回は後編!!

日本にはどのようなイメージを持っていますか? また、日本へ行ってみたいですか?
もちろんです。日本は、私が最も訪れてみたい国のひとつです。
私の中では、日本は伝統と革新が美しく共存している場所というイメージがあります。芸術や文化、食べ物のすべてに魅力を感じていますし、最先端のテクノロジーを持ちながらも、歴史や伝統を大切に守り続けているところにとても惹かれます。
最近、日本を訪れた友人も何人かいて、みんなが話してくれる体験談を聞くたびに、「ますます行ってみたい」という気持ちが強くなっています。いつか自分自身で日本を訪れ、その魅力を実際に体験できる日が来ることを心から願っています。
差し支えなければ、今後のリリース予定について教えてください。
新しい楽曲はすでに完成しています。
実は、次回作のタイトルを「Snakes and Ladders」のミュージックビデオの中に隠してあるんです。
次の作品は、これまでの自分とはまったく違うアプローチになっています。コラボレーション作品で、メロディアスなヒップホップとラップを融合させた楽曲です。リスナーには、私が本格的にラップを披露する姿を初めて聴いてもらえると思います。
私にとっては大きな挑戦でもあるので、楽しみな気持ちと同時に少し緊張もしています。今後は英語の楽曲だけでなく、ヒンディー語の楽曲もさらに発表していく予定です。
インディペンデント・アーティストにとって最も大きな課題は、音楽を多くの人に届けることだと思います。PR戦略について教えてください。
今の時代は、良い音楽を作ることと同じくらい、マーケティングも重要になったと思っています。
どれだけ自分の楽曲に自信があっても、まずは存在を知ってもらわなければ始まりません。
私の戦略はとてもシンプルです。SNSで継続的に発信し、自分の音楽について伝え続け、メディアや業界関係者へ積極的にアプローチし、メールを送り、自分の作品を紹介し、できる限り多くのチャンスを自分で作るようにしています。
一度音楽を聴いてもらえれば、あとは楽曲そのものが語ってくれると信じています。インディペンデント・アーティストは、自ら積極的にチャンスを生み出していかなければならないと思います。
ミュージックビデオの監督、アディティ・シヴァラマンについて教えてください。「クラス」や『コバルトブルー』に出演していたアンジャリ・シヴァラマンのお姉さんですよね?
アディティとは、Glossを通じて知り合いました。
おっしゃる通り、彼女はアンジャリ・シヴァラマン(Anjali Sivaraman)のお姉さんです。私は最初にGlossを通してアンジャリと出会い、その縁でアディティとも知り合いました。
二人とも本当に素晴らしい人たちで、とても親切ですし、信じられないほど才能があり、最高の友人でもあります。
振り返ってみると、すべてが不思議な縁によってつながっていたように感じます。こうして彼女たちと出会えたことを、心から感謝しています。
日本のリスナーへメッセージをお願いします。
こんにちは!
いつか日本を訪れ、できればライブもできたら本当にうれしいです。
私の大きな夢のひとつは、自分の音楽が国境を越えて届くことです。住む国や話す言葉が違っても、人の感情は共通していると私は信じています。
「Snakes and Ladders」をはじめ、これから作っていくすべての音楽が、皆さんの心に寄り添い、何かを感じたり、少しでも心の支えになったりする存在になれたら幸せです。
聴いてくださって本当にありがとうございます。いつか日本で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
お気に入りのインドの楽曲、またはアーティストを5組教えてください。
難しい質問ですね。本当にたくさんいるので。
もし一人だけ選ぶなら、間違いなくKKです。彼は私にとって史上最高の歌声の持ち主で、大好きなインドの楽曲の多くを歌っています。インド映画音楽に計り知れない貢献を果たし、ボリウッドを代表する最も愛されたシンガーの一人でした。
ほかにも、スニディ・チャウハン(Sunidhi Chauhan)、シュレヤ・ゴシャル(Shreya Ghoshal)、ソヌー・ニガム(Sonu Nigam)、シャーン(Shaan)は心から尊敬しています。
作曲家では、ヴィシャール=シェーカル(Vishal-Shekhar)とシャンカール・イーサン・ロイ(Shankar-Ehsaan-Loy)が大好きです。彼らの音楽は、私が子どもの頃から親しんできたボリウッド・サウンドを形作るうえで、とても大きな存在でした。

【ナウシュ/Noush!】
Noush!はムンバイを拠点とするシンガーソングライター兼プロデューサーで、彼女の音楽は伝えたい物語と呼び起こしたい感情によって形作られています。ポップ、R&B、ソウル、ジャズ、映画音楽、実験音楽、そして世界各国の音楽から影響を受け、ジャンルよりも感情を重視した楽曲を生み出しています。完全に独学で音楽を学んだヌーシュ!は、インド古典音楽や西洋古典音楽からポップス、R&B、ジャズまで、めったに交わることのない世界を自在に行き来し、自身の声を固定された境界のない楽器として扱っている。インド各地で育った彼女は、幼い頃から幅広い音楽的語彙を身につけており、その流暢さは、容易に分類できないサウンドに反映されている。彼女を最も特徴づけるのは、すべてを自ら作り上げるという点だ。Noush!は作詞、作曲、プロデュース、編曲まで全てを手掛ける。彼女の創造的なビジョンは、ボーカル制作からビジュアルの世界に至るまで、あらゆるレイヤーに貫かれている。これらのプロジェクトを通して、Noush!は音と映像が融合する没入感のある空間を創り出す。彼女は自身の芸術活動を、ギャラリーをキュレーションするようなものだとよく表現する。それぞれの曲は異なる部屋であり、それぞれ独自の色彩で彩られ、独自のムードによって形作られ、独自の真実を語る。その結果、深くパーソナルな作品でありながら、聴く人がそれぞれ独自の意味を見出す余地を残した作品が生まれる。Noush!の作品の本質は、感情や物語を共有する場への誘いであり、リスナーが彼女の創り出す世界に自分自身を重ね合わせることを促すものです。それは、あなた自身が自分だけの世界に作り出すための音楽なのだ。


