シルパ・ラオ『Alpha』から「Massacre」をソロで歌う!!

アーリヤー・バット主演映画『Alpha』の楽曲として登場した「Massacre」のシルパ・ラオ(Shilpa Rao)が単独で歌う、ソロ・バージョンがシルパ自身のYouTubeチャンネルに公開された。

オリジナルではジョニタ・ガンディなどの複数のヴォーカリストが参加していた「Massacre」だが、今回のバージョンではシルパの歌声だけにフォーカス。もともとダークで攻撃的な性格を持つ楽曲が、彼女ならではのスモーキーな低音によって、より妖艶で大人びたナンバーへと変化している。

「Massacre=虐殺」という強烈なタイトルも、文字通りの意味ではなく、圧倒的な存在感で周囲をなぎ倒していくような“危険な女性”を表現したもの。重量感のあるエレクトロニック・ビートや鋭いギターを組み合わせたプロダクションと、シルパの少し気怠くハスキーな歌声との相性は抜群だ。

シルパ・ラオといえば、『PATHAAN/パターン』(2023)の「Besharam Rang」や『WAR/バトル・オブ・フェイト』(2025)の「Aavan Jaavan」など、近年のYRF作品でも印象的な歌声を披露してきたシンガーだ。特に官能性とクールさを同時に表現できる独特の声質は、現在のボリウッドでも唯一無二。「Massacre」のソロ版では、その個性を改めてストレートに味わうことができる。

複数の声が交錯するオリジナルが『Alpha』の女性たちの連帯やパワーを感じさせる楽曲だったとすれば、シルパ・ラオ版はよりパーソナルな“女性アンセム”へと変貌した印象だ。派手に声を張り上げるのではなく、抑制された歌唱だけで強さや危険な色気を表現してしまうところに、彼女のヴォーカリストとしての魅力が凝縮されている。

「Massacre」は、シルパ・ラオの歌声そのものを主役として楽しめる一曲だ。

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