リアリティショー「ビッグボス」に出場したことで話題となったタミル語ラッパーのアイキー・ベリー。
アイキーといえば、普段はポップな曲が多く、ファッションアイコン的な側面もあり、作り込まれた色鮮やかなミュージックビデオも注目されるアーティストである。
しかし、今回ゲリラ的にリリースされた1分弱のラップソング「Justice」は、いつもとは様子が違っている。
それは、8月9日に殺害されたドクター・ムミタさんの事件のことを扱っているからだ。
2012年インド集団強姦事件から12年経った現在も、無防備な女性がターゲットにされることへの怒りをラッパーとして、そして同じ医師として強いメッセージのこもった怒りのラップソングとなっているのだ。
