ジャクリーン・フェルナンデス 本格アーティストデビュー曲「Stormrider」
『私たちの声』(2022)や『ミセス・シリアルキラー』(2020)、あるいはトニー・カッカーやバードシャーのミュージックビデオなどで知られ、最近は南インド映画にも出演しているボリウッド女優ジャクリーン・フェルナンデスが本格的にアーティストデビューを果たし、そのファースシングルとなる「Stormrider」がリリースされた!!
しばらく映画やMVで顔を観なかったのは、この曲のために長い期間かけて準備していたから。
MVはビバリーヒルズのスタジオで撮影するなど、渾身の1曲となっている!!
ダンスのクオリティーの高さは『ドライヴ』(2019)の「Karma」や『ディシューム~J&K~』(2016)の「Sau Tarah Ke」などでも十分に伝わってきていたが、シンガーとしても十分勝算があるだろう。
2025年に大きなインドエンタメムーブメントが起きるという根拠として、映画音楽アーティストが、非映画音楽アーティストとしてグローバルインパクトを狙っているというのがあるのだが、そのなかで俳優がシンガーとしてデビューする流れも出来上がってきている。
もちろんプリヤンカー・チョープラーやタイガー・シュロフ、ファルハーン・アクタルのように自陣もアーティストとしてサウンドトラックに参加したり、非映画曲をリリースすることはあるのだが、一番のフックとなっているのは、ノラ・ファテヒが俳優としての立ち位置をしっかりキープしながら、グローバルアーティストになったことだ。
その影響といのは絶大で、今回のジャクリーンのように、インドの俳優が本格的にアーティストデビューすることは多くなっていくだろう。