
今日の一曲:カレスマ・ラヴィチャンドラン「Land of Spice」
インド音楽を聴くにもどこから入っていいのか……そもそも入口がわからない!!
インド音楽と調べても古典やドメスティックなものに偏っていて、新たな発見やリアルな音楽シーンが伝わり辛い環境となっている……。
ということで、1日1曲、様々な言語、様々なジャンルから、インドの曲を新旧ランダムで1曲紹介!!
今回紹介するのは、「Land of Spice」
アーティストは、カレスマ・ラヴィチャンドラン(Kharesma Ravichandran)
2015年『Yennai Arindhaal』の「Yaen Ennai」でプレイバックシンガーとしてデビューを果たし、同年に公開されたナヤンターラ主演映画『Thani Oruvan』の「Kadhal Cricketu」にも抜擢。「Kadhal Cricketu」がヒットしたことで、デビューしてすぐに脚光をあびることになる。
英語とタミル語を巧みに使い分けるスタイルで、とくにZ世代から絶大な支持を受けているアーティスト。
さらに映画監督、音楽プロデューサー、シンガーでもあるヒップホップ・タミザに認められたことから、タミザが手掛けた映画曲ではお馴染みのアーティストだ。
さらに2020年にはタミザの音楽レーベル「アンダーグラウンド・トライヴ」から「Marandhitiyo」で非映画音楽アーティストとしてメジャーデビューを果たした。
そんなカレスマが2025年5月にリリースした曲であり、ロンドンで生まれ、スリランカ、そしてインドといった自身のルーツを旅するような曲となっている。