Rusha & Blizzaのプロデュースによってリリースされた、ボウッドの有名プレイバックシンガー、スニディ・チャウハンの非映画音楽曲「AANKH」
スニディは、もともと非映画音楽曲も何曲かリリースしており、それ自体はそこまで珍しいことではないのだが、近年、プレイバックシンガーが映画曲から離れた活動が目立つようになってきたなかで、スニディのようにベテランシンガーが先頭に立つというのは、士気が上がるに違いない。
そしてこの度解禁となったミュージックビデオでは、『ジャワーン』(2023)や『ジャックフルーツが行方不明』(2023)などに出演するサニヤー・マルホートラが出演しており、ネットではビヨンセとシャキーラが共演した「Beautiful Liar」を思い出したという声も。
サニヤーといえば、もともとパレエダンサーであり、「ダンス・インディア・ダンス」への出場がきっかけでボリウッドデビューすることになったのだが、ダンスシーンの多い作品というよりは、繊細な人間ドラマに出演することが多い。
またそれらが高く評価されたことから、ダンスがきっかけだったのにも関わらず、映画を通してサニヤーのダンスシーンを観ることがあまりない女優ではあるが、自身のYouTubeチャンネルを通して、ダンス動画を定期的にアップしており、ダンスを忘れたわけではない。
『ジャワーン』の「Zinda Banda」の場合は、サニヤーの貴重なパワフルという点では価値があるのだが、本来はしなやかさな動きを活かした繊細なダンスが主流。
このMVでは、そんなサニヤーの長所が存分に活かされたものとなっているのだ。
