アーティスト紹介:ニキーター
2021年9月にリリースした「FAREWELL」のミュージック・ビデオでは、植物と自分自身を融合させたビジュアルでも目を惹いたニキータ。
それもそのはず、彼女はロサンゼルスで近代アートを学んでおり、ビジュアルとサウンドをどちらも手掛けるアーティストだからこそ表現できる世界だ。
インディーズということもあって、インドでもまだそれほど知名度が高くはないが、確かな美的センスとキャッチーな曲の数々は一流アーティストの風格が漂い、メジャーデビューも遠くないように感じられる。
ポップとR&Bを南アジアのサウンドスケープと組み合わせたものとして、ニキータは自身の音楽を「Goddess Pop」と呼んでいる。ルーツやとインド古典音楽の繋がりから脱却するのではなく、そこにロサンゼルスで学んだ海外の音楽要素を融合させたことで、唯一無二のアーティストが誕生した。