アーティスト紹介:ゼーデン
ゼーデンことサヒル・シャルマは、14歳の頃からコールドプレイやマルーン5の曲をリミックスするなど、DJ、サウンドエンジニアとしての才能をみせており、2016年に開催されたデヴィッド・ゲッタのムンバイコンサートでは、クロージングアクトとして参加したことでも話題となった。
ほかにもジャスティン・ビーバーやケンドリック・ラマーといった錚々たるアーティストたちのオフィシャルリミックス制作者としてインドだけではなく、アメリカ、ヨーロッパなどでも知られている存在だ。
そんなゼーデンがひとりのアーティストとしてデビューすることになったのは2019年にリリースしたヒンディー語ソングの「tere bina」がきっかけであるが、その後コロナパンデミックの自粛期間中に多くの曲を制作し、2021年7月にそれらの曲、全11曲を集めたアルバム「Genesis 1:1」もリリース。
Amazonプライムドラマの「モダンラブ」シーズン2の挿入歌「Setting Sail」にもリサ・ミシュラと共に抜擢されており、リサとは2023年10月に「Aa Mil」で再デュエットを果たした。
2024年3月には、ラッパーのキング&KSHMRのコンビとコラボした「Aawara」をリリース。
またゼーデンは、若い世代のファッションアイコンとしても知られており、Gucci、Puma、Fossil、Axe、Tinder、Bumbleなどといった大手企業とも提携しているだけではなく、2023年には自身のフレグランスブランド「SOL」も立ち上げた実業家でもある。