シメトリことリー(リヤ・デュガル)、シム(シムラン・デュガル)とゾー(ゾーイ・シッダース)、スチ(スチタ)の4人によって結成された「VIVA!」以降の22年ぶりのメジャーガールズグループであり、海外展開を視野に入れたI-POPグループとしては初めてとなるW.i.S.H.だが、3月にファーストシングル「Lazeez」をリリースし、ミュージックビデオはYouTubeで640万回再生されている。
映画音楽の場合は、映画自体の予告編やプロモーションとしての機能もあるため、1週間で1億回再生されるのも珍しくはないが、非映画音楽アーティストがこのペースで再生回数を稼いでいるのは驚異的である。
W.i.S.H.はインド国内外のZ世代をターゲットとしているのだが、注目すべきはK-POPファンがかなり注目している点だ。普段インド音楽を聴かない層が一気にインドエンタメに触れる機会となっていることは間違いないといえるだろう。
そして第2弾シングルとなる「Galti」の曲のみが、先週から先行して公開されており、ミュージックビデオは後出しされることが予告されていたことから、多くのファンが待ち望んでいたなかで、本日の日本時間15時30分についに公開されたのだ。
エキゾチックとポップを融合させることで、現代らしさとインドらしさを共存させていた「Lazeez」とは、また違ったアプローチで、グローバル感が増したものとなっており、ラッパーのMxRZIことヴリンダム・ナグパールがラップパートを盛り上げている。
衣装もK-POPを意識したものになっていることからも、K-POPへの意識の強さが感じられるといったところだ。
